yuhakuの皮革製品、ユハクの財布の経年変化について調べていますとやはりこれまで書いてきましたように、エイジングはその独自の染色技法に関係している事がわかりました。
yuhakuのグラデーション
ユハクの財布の特徴はこれまでの革製品ではあり得なかった多色のグラデーションが実現されている事です。
以下で引用させていただいた通リ、違う色の貼り合わせではないので、独特の雰囲気が表現されています。
この独特の雰囲気が重厚で美しい経年変化を想像させてくれる、というのがyuhakuファンの評価です。
革に多色グラデーションをかける魔法の様な技術を使って、今大注目されている・・・(中略)・・・今までの革小物は単色がメインで、色を変化をさせるとなると2色や3色の革を貼りあわせて作っていました。
しかしユハクは絵画に絵を描く技法を取り入れて、革に幻想的なアートを描くのです。
出典:https://77f.info/yuhaku/
ユハクの名前の由来は?
ユハクの製作者であり、職人&とデザイナーである仲垣友博(なかがきともひろ)氏の名前からつけられました。
「友博」を音読みで「ゆうはく」をローマ字にしてYUHAKU。
仲垣氏の技術とyuhakuの製品は海外からも高い評価を受けており、世界的に有名な日本初の革ブランドになるのも近いかもしれません。
ベラトゥーラ技法とは?
仲垣氏がは絵画にも造詣が深く、絵画制作の中で培った技法を基に革の染色技術を確立したそうです。
そのこのオリジナル染色方法がベラトゥーラ技法です。
これまでの通常のイタリア革製品は、複数の色を手作業で染める場合、その仕上げには油絵の絵の具に似たクリームを使用します。
しかしクリームは、ヒビ割れの原因になりにもなります。
この問題を解決したのがユハクのベラトゥーラ技法です。
ユハクの経年変化、エイジングは?
そうする事でクリームの経年変化、劣化も防ぐ事になるんですね。
ユハク独自の染色技術によるグラデーションそのものがエイジングを楽しみにさせるだけではなく、経年変化による劣化を妨げるものとして機能している、という事になります。